ほのぼの文庫

 

 



お月さん、とんでるね―点頭てんかんの娘と共に生きて (銀鈴叢書ライフデザイン・シリーズ) Book お月さん、とんでるね―点頭てんかんの娘と共に生きて (銀鈴叢書ライフデザイン・シリーズ)

著者:夏野 いづみ
販売元:銀の鈴社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 

 

 娘との25年間の日々を綴った手記『お月さん、とんでるね 点頭てんかんの娘と共に生きて』 を銀の鈴社より3月20日に刊行しました。

 各章冒頭に、自作の短歌を添えています。ご一読いただき、ご意見など賜れれば幸いに存じます。

 どうぞよろしくお願い致します。     夏野いづみ

 

追記1: ホームページを開設しました。
「夏泉湧語」(kasenyu-go) http://kasenyu-go.com です。

追記2:『お月さん、とんでるね 点頭てんかんの娘と共に生きて』が全国学校図書館協議会の選定図書に選定されました。(2012年8月)

追記3:拙著『お月さん、とんでるね』が音声図書として完成し、サピエ図書館https://www.sapie.or.jp/に登録されたとのお知らせをいただきました。

 

 

 

 

 

| | コメント (6)

2021年3月21日 (日)

『鬼の橋』~読むたびに味わいが深まる歴史ファンタジー

 「ほのぼの文庫」を訪れてくださり、ありがとうございます。

 本業多忙のため、ブログの更新ができずにいましたが、また、児童書を読む機会を得ています。引き続き、よろしくお願い致します。

 今日は、伊藤遊著『鬼の橋』を再読しました。


 『鬼の橋』は第3回児童文学ファンタジー大賞の大賞受賞作品である。1997年度に大賞受賞後、翌年10月に福音館書店から初版が出版されている。物語の舞台は平安時代の京都、主人公は、妹を亡くし失意の日々を送る少年篁である。ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこでは、すでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。
 妹の死への負い目を背負い、大人になれない篁、両親に死に別れ、深い孤独を抱えて生きている阿子那、人を無惨に食い殺すという悪行を重ねてきた鬼の非天丸、三人が平安の世で、ある橋を通して出会い、それぞれの負い目や過去の罪や孤独感を乗り越えて生きていく。小野篁を中心とした物語であるが、阿子那と非天丸の関係抜きには語れない物語である。
小野篁や坂上田村麻呂という実在の人物を登場させることを通して、読者は平安時代にまつわる様々なイメージを喚起しながら、物語世界に入ることができる。確固たる時代考証に裏付けられており、平安時代の精神を巧みに描き出している。篁、阿子那、非天丸の三者がそれぞれの物語を生きている。それぞれの物語が、作者の心の闇のフィルターを通して描かれているため、読者の心に響く。
 橋について考えさせられる作品でもある。非天丸が「橋はあると思えばある、ないと思えばない。」という。橋は本来つながっていない場所をつなぐものであり、境界線上にある。篁が蹴り飛ばした橋は、父である岑守を象徴しているのではないか。自分に元服を強い、妹の存在を忘れるように言い、篁の抱える心の負い目に寄り添おうとはしない冷徹な父、そんな父を篁は敬いつつ、疎ましく思っていた。篁も父の心に寄り添えなかった。しかし、橋を通して、阿子那や非天丸と出会い、あの世の橋を通して、坂上田村麻呂と出会い、この世の橋の大切さを理解するようになり、父の心に寄り添ってゆく。
 阿子那にとって、また、非天丸にとっての橋は...。かつての友を追い切れず、あの世の橋の手前で泣いている坂上田村麻呂の姿が印象に残る。田村麻呂は、日本初の征夷大将軍であり、蝦夷の英雄、阿弓流為との対決や鬼退治の英雄として語り継がれている。歴史上の英雄である田村麻呂が一人寂しく泣く姿に、人間誰もが抱えている潜在的な不安感や疎外感や孤独感が象徴されている。そんな弱さを抱えて生きているのが人間なのだ。『鬼の橋』は読むたびに味わいが深まる作品だ。

| | コメント (0)

『しまふくろうのみずうみ』~幼児から大人まで魂を揺さぶるような感動を与える美しい絵本

 「ほのぼの文庫」を訪れてくださり、ありがとうございます。

 

 本業多忙のため、ブログの更新ができずにいましたが、また、児童書を読む機会を得ています。引き続き、よろしくお願い致します。

 

 久しぶりに昔話の『かさじぞう』を読んだあと、絵本を再読しています。今日は、北海道在住の版画家手島圭三郎氏の『しまふくろうのみずうみ』を紹介させていただきます。

 

 

 『しまふくろうのみずうみ』は、北海道在住の版画家手島圭三郎氏が初めて手掛けた絵本である。
 北海道の深い山奥の誰も知らない湖を舞台として描かれている。獣たちが寝静まった頃、しまふくろうの親子が登場し、子どものために夜明けまで何度も交代で魚を捕りに行くお父さんとお母さんの姿が版画を通して、力強く再現されている。
 自然界の中で生きる糧を得ることは至難の業である。餌が見つからず、木に止まって体を休めるお父さん、そして、お腹を空かせて鳴く子ども、お母さんの鳴き声も響く。その声に勇気を得たかのように再び飛び立つお父さんが獲物を捕る場面では、羽を広げる音や水の音、魚が跳ねる音が絵本の中から聞こえてくるような迫力を持って描かれている。魚を捕った後に生じる湖面の波紋が美しく、心に安らぎをもたらすのも特徴である。
 手島氏は、北海道オホーツク沿岸の紋別市に生まれ、国鉄職員の父の転勤により、網走管内の村や集落で暮らしてきた。北の厳しい自然の中で育ち、幼いころから絵を描くことを好み、自然の中で昆虫や魚や虫と戯れる孤独な遊びを好んだ。成人して中学の美術教師となり、油絵を描く画家から木版画を彫る版画家に転向し、42歳の時に版画の創作に専念するために教師の職を自ら辞する。
 最初に、氏の版画に絵本の可能性を見い出したのは、編集者の松居友氏であった。氏が日本版画協会展に出品していた作品-湖を背景に月あかりの中を飛ぶシマフクロウの姿に感動し、絵本の作成を依頼した。松居氏のねらいは、幼児から大人まで読める絵本であった。従来の絵本の世界の動物は、中身が皆、人間である。松居氏は、これまでの童画を打ち破るような原始的な世界を描いてほしいと願い出た。そのような経緯で『しまふくろうのみずうみ』が出版の運びとなった。児童文学の世界からは、子どもの眼を通してみたものを表現していくべきではないかとの厳しい批判が出たが、そうした批判をよそに、デビュー作にして日本絵本賞を受賞している。
 自然の厳しさとしまふくろうの父親の力強さ、自然が見せる安らぎとしまふくろうの母親の存在、絵本の中で、父性と母性が調和して、しまふくろうの親子のあたたかい営みが感じられる絵本である。幼児から大人まで魂を揺さぶるような感動を与える美しい絵本である。

| | コメント (0)

2021年2月11日 (木)

久しぶりに児童書を読んでいます。まずは、昔話『かさじぞう』からです。

 「ほのぼの文庫」を訪れてくださり、ありがとうございます。

 本業多忙のため、ブログの更新ができずにいましたが、また、児童書を読む機会を得ています。引き続き、よろしくお願い致します。

 久しぶりに手にしたのは、福音館書店の絵本『かさじぞう』です。

 

 『かさじぞう』は、『六地蔵』として知られている日本の昔話である。様々な再話で知られているが、瀬田貞二の再話による福音館書店の絵本では、「編み笠を作って暮らしているじいさんが、正月の餅を買うために、笠を五つ持って町に売りに出かけるが、さっぱり売れない。そのうちに日が暮れて雪も降ってきたので、しかたなく家に戻る。その途中で、野原に立っている六体のお地蔵さまに雪が積もっているのを見て、売れ残った笠5つと自分の笠まで、持っていた笠を全部かぶせてあげた。翌朝、どこからか橇引きの声が聞こえ、餅などの食べ物が届けられる。」というストーリーになっている。
 

 赤羽末吉画伯が最初に手掛けた絵本である。白い雪の風景が大胆な線で描かれており、ところどころに差し込まれた青や緑や赤や黄色に雪までもが生命観を持って迫ってくる力作である。正月を前に子どもたちに読み聞かせをすると、ページをめくるたびに食い入るように絵を見つめていた。大晦日の夜、老夫婦のもとに六体のお地蔵さんが餅を届けに来るという物語の結末に、絵本の読み手と聞き手である子どもたちの間にあたたかい空気が満ちる。子どもたちに伝承したい日本屈指の名作絵本である。
 

 編み笠の数は5つであったり、7つであったり、また、お地蔵さんの数やお地蔵さんに会うのが行きであったり帰り道であったり再話により違いがあるようだが、おじいさんの私利私欲を超越した無垢な行為に心温まる物語である。小学校でも国語や道徳の教科書に採用され、子どもたちにやさしさや思いやりについて考えさせる昔話として親しまれているが、子どもたちだけでなく、あらゆる年代に訴えかける昔話でもある。
ユング派精神分析医アラン・B・チネンの『成熟のための心理童話 喜びと力をとりもどす15の物語』でも取り上げられているが、老年期の人生の課題に焦点を絞って再読すると深い洞察を秘めた物語として心に迫るものがある。

 貧しい老夫婦は、餅を買うお金が得られない。雪で寒さが極まっている。年を越すお金も食べ物も乏しい。貧しさと寒さの中で、お地蔵さんは子供たちの守り神であるから、おじいさんにとっては餅よりも大切にすべき存在だった。おばあさんもそれをよしとしている。
社会的規範からは愚かしい行為をしているように見えるが、餅を買うために作った編み笠を路傍のお地蔵さんにかぶせてしまった老人の行為は、子供っぽくはない。おじいさんは一応、村で笠を売ることを試みた上で、売れ残った笠をお地蔵さんにかぶせている。子供のような自発性と成熟した実用性に裏付けられた「無垢」な行為であり、富を拒絶した行為でもある。
 

 アニミズムという視点からも、おじいさんの行為は、六体のお地蔵さんがさも生きているかのように語りかけている。友人や家族だけでなく、動物や植物、物までもかけがえのない存在として体験することができる神秘的な体験である。結末では、雪の中、冷たく立っていた六体のお地蔵さんが生き物になる。いかに貧しく、厳しい人生でも、再生の機会が残されているという希望が与えられる。
餅という食べ物に関して、おじいさんとおばあさんは、単にお正月の餅が食べたいという意味で餅を欲しがっていたわけではない。年神様に供える餅を求めていたのだ。二人の無垢な思いが、結末で叶い、神聖な存在と結びついている。
 

 年齢を重ねるにつれて、親兄弟、親類縁者、友人知人を亡くし、気力、体力も衰えていく。老年期は、喪失の体験が重なる中で、喪失とどう向き合い、凌いでいくかが問われる。そんな中で、昔話は、私利私欲を超えた「無垢」やアニミズムによる神秘的な体験、再生、若返り、神聖な存在との結びつきという、若いころには得られなかった体験を与えてくれる。現実のごくささいな、ありふれたものを肯定して受け入れ、失われた過去や未来へのあこがれから解放され、ありのままに今の人生を受け入れることで、実際的な合理性と社会規範を超越することができるのかもしれない。昔話は啓示に満ちている。生きる希望が与えられた。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2020年10月19日 (月)

新藤悦子著『アリババの猫がきいている』がThe White Ravens 2020に選定されました!

新藤悦子さん『アリババの猫がきいている』、梨屋アリエさん『きみの存在を意識する』の2冊が、2020年の国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ(The White Ravens 2020)」に選定されました!

 

「ホワイト・レイブンズ」は、ミュンヘン国際児童図書館が、世界の優れた児童書を多くの国の子どもに読んでもらうことを目的に作成するリストで、各国の児童書関係者から高い評価と注目を集めています。こちらをご覧ください。

| | コメント (0)

2020年3月29日 (日)

新藤悦子著『南方熊楠: 森羅万象の探究者 (伝記を読もう) 』– 2019/4/1

 ブログ「ほのぼの文庫」を訪れてくださいましてありがとうございます。

 本業の英語科教員としての仕事があわただしく、ブログの更新を滞っていましたが、休校中の生徒たちに薦めたい一冊を紹介させていただきます。児童文学作家の新藤悦子さんが2019年4月1日にあかね書房から出版された伝記『南方熊楠: 森羅万象の探究者 (伝記を読もう) 』です。以下、まざあぐうすの書評です。

 

書評:南方熊楠~自らの才能を生き抜く

 トルコや中近東に関するノンフィクションやファンタジーなど様々な作品を発表してきた児童文学作家の新藤悦子さんが南方熊楠の伝記を手がけました。子供向けの伝記は初めての試みだそうです。

 博物学者、生物学者、民俗学者して知られる南方熊楠は、実際には一言で言い尽くせない肩書をもつ人物です。1867年、和歌山城のそばで生まれた熊楠は、子どもの頃、驚異的な記憶力を持つ神童でした。並外れた読書家で、旧制中学入学前に『和漢三才図会』『本草綱目』『諸国名所図会』『大和本草』『太平記』を書き写したほどの筆写魔でもありました。
 
 海外に渡ることが珍しい時代にアメリカやイギリスに渡り、英語やフランス語をはじめ、行く先々のことばを駆使して、様々なことを独学で学び、世界各地で発見、採集した地衣・菌類や、科学史・民俗学・人類学に関する英文論考を、『ネイチャー』と『ノーツ・アンド・クエリーズ(英語版)』に次々と寄稿しています。自然保護運動における先達として、生態学(ecology)を早くから日本に導入したことでも有名です。
 限られた人生の時間の中で、どうしてこんなにたくさんのことができたのでしょう。その疑問に答えるかのように、生物学者としての熊楠、民俗学者としての熊楠、自然保護活動家としての熊楠、また、家庭人としての熊楠の姿を臨場感あふれる語り口で、浮き彫りにしています。エネルギッシュで、時にエキセントリックな南方熊楠の生きざまを通して、「学ぶ」ことの意味や「自分の才能を生き抜く」ことの大切について考えさせられる伝記です。

| | コメント (0)

2019年5月 4日 (土)

古田節子文/山岡勝司絵『すみれベーカリーのカナリアパン』(銀の鈴社)

 パン屋のロクさんは町一番の早起きです。働き者の奥さんのすみれさんと二人が大切に育てているカナリアのルルと毎日おいしいパンを焼いています。ところが、ある冬の寒い日に奥さんのすみれさんが亡くなり、そして、カナリアのルルも…。
 
 小さなパンの店「すみれベーカリー」のカナリアパンにまつわる物語を読んで心があたたかくなりました。口ばしのピーナッツと目の干しぶどう、そして、クリームがいっぱいつまったカナリアパン、その中に、奥さんのすみれさん、そして、カナリアのルルの命が蘇ったかのように思えたからです。ロクさんはカナリアパンを作ることを通して、深い悲しみを乗り越えました。
カナリアの死の原因となった猫のミミィ、そして、その飼い主のかおるちゃんは、まるで、天使のようです。現実と夢が交錯するかのような物語の中に、パンの焼けるとてもいい香りが漂ってきました。命の大切さ、そして、自らの使命を見い出すことの大切さを教えてくれる物語です。

 

 

| | コメント (0)

2018年1月21日 (日)

吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』&辺見庸著『完全版 1★9★3★7 イクミナ (上) (角川文庫) 』

1937年に新潮社から出版された『君たちはどういきるか』が多くの若い読者を得ています。吉野源三郎さんが児童文学作品として執筆した貴重な一冊です。

最近出版された漫画版と併せて購入しました。機会を得て、生徒たちにも紹介したいと思っています。
追記:辺見庸著『完全版 1★9★3★7 イクミナ (上・下) (角川文庫) 』を読みました。
今、何故、1937年なのか?現実から目をそらさないように生きていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 4日 (日)

日本児童文学者協会 研究部 連続トークイベント

 日本児童文学者協会研究部主催の「連続トークイベント 子どもの本のひみつ」第一回にトークゲストとして児童文学作家の新藤悦子さんがお話しされます。


日時:6月17日(土)3時から5時
会場:豊島区立目白図書館地下集会室
資料代:500円、定員30名(当日受付・先着順)

Img055

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月 3日 (月)

【CD+DVD付】14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書)

久しぶりにアマゾンにレビューを投稿しました! こちらです。

 

「合格しました!英検1級合格に欠かせない一冊です。」

 

投稿者夏野いづみ(まざあぐうす)2017年4月3日

 

 

 2016年第3回実用英語技能検定で1級に合格しました。一次受験後、二次対策に取り組むために、英検1級過去6回全問題集CD(4枚組)の2次試験面接用CDの模範解答と本書を使いました。
 本書は、以下の3点においてお薦めです。

 

 第一の良い点は、付属のDVDで当日の流れがわかることです。何をしてよいのかわからないまま本番を迎えてしまうことほど不安なことはありません。ほぼDVDと同様の流れでした。DVDで使われている会場が母校津田塾大学でしたので、なつかしい思いを抱きながら学習することができました。第二の良い点は、模範スピーチがCDでも聴けることです。実用英語ではこの位のスピードで話されますので、そのレベルに到達しないまでも理想形を知ることができます。(実際はもっとかみ砕いた簡単な単語を使ってスピーチしました。)第三の良い点は、14日間で集中して学習できる分量であることです。仕事をしながらの受験者にとって短期集中型のテキストは助かります。効率的に構成されていると思います。
 

 

 以上良い点を述べましたが、受験後の感想として、トピック選択からスピーチまでの時間が1分間しかなく、そのスピード感に慣れておく必要があることを挙げておきます。本書では、その訓練ができません。私の場合、英検1級過去6回全問題集CD(4枚組)を使って自分で繰り返し行いました。本番の1分間は思っていた以上に短く、緊張感も伴いますので、数秒の無駄も許されない感じがありました。

 

 それから、もう一つは、本書も過去問も、模範の解答例やCDのスピーチは高度なレベルですので、あくまでも目標として、自分に可能な英語を使って語るように心がけました。また、模範解答例も14トピックでは少ないので、過去問であと50トピックほどの例をほぼ丸暗記しました。一次試験の英作対策も二次対策になりますので、その例文も含めると100近いトピックを英語で書いたり、スピーチとして練習しました。一次の英作対策と二次のスピーチ対策は同時進行で行うことをお薦めします。

 

 本書一冊だけでは不十分ですが、一級合格のために欠かせない一冊としてお薦めします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月23日 (土)

山福朱実『ヤマネコ毛布』絵本原画展@ブックスキューブリック箱崎店

Photo

 

 

 昨日(7月22日(金))、山福朱実さんの絵本『ヤマネコ毛布』の原画展に行きました。会場は、ブックスキューブリック箱崎店です。木版画の動物たちの原画に加えて、今回は山福さんの刺繍も原寸大で展示されています。

 

 絵本『ヤマネコ毛布』は2007年にパロル舎から出版されたものを印刷方法を変え編集し、絵本評論家・広松由希子さんのセレクションによる「ずっと残したい絵本」シリーズ第2弾として、2015年2月に復刊ドットコムから復刊されました。その復刊を記念した原画展<ヤマネコ原画の旅>の巡回展が北九州戸畑図書館を皮切りに2015年12月から続いています。幼いお子さんから大人までそれぞれに味わえる、切なく、あたたかく、力強い絵本です。

 

Photo_2

 

 


 

 

 初日の昨夜は、ギタリストの末森樹さんの演奏による山福朱実さんの歌、そして、絵本講師で「さとこの日記広場」主宰の鍬塚聰子さんの読み語りがありました。

 

 さとこさんとは2014年のテレジン収容所の子どもたちの絵画展以来です。会場で、10数年前にブログ上でお知り合いになった美恵子さん、ふあふあさんに初めてお会いしました。リアルでお会いしてもすてきな方々です。山福さんのあたたかく力強い歌声、末森樹さんの胸に沁みるギターの音色、そして、やさしい總子さんの声…すべてが心に沁みました。生きていく勇気やエネルギーのようなものをたくさんいただいた貴重な時間でした。

 

 

 

■山福朱実『ヤマネコ毛布』原画展
会期:2016年7月22日(金)~8月7日(日)
    11:30~19:00
場所:カフェ&ギャラリー・キューブリック
MAIL:hakozaki@bookskubrick.jp
TELL:092-645-0630

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«2013年度10回(2014年1月)正会員ゼミ「アメリカ絵本の黄金期⑧ ロバート・マックロスキー 講師:工藤左千夫」