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2005年1月 7日 (金)

思い出の絵本 No.12 、『あのね、サンタの国ではね…』サンタクロースの一年がほんわかとあたたかく描かれている絵本〜サンタクロースを信じている子ども達に一年を通して読んであげたい絵本

 私の息子がサンタクロースがいると本当に信じていた頃、くり返し読んだ絵本があります。『サンタクロースと小人たち』と『ぐりとぐらのおきゃくさま』です。今では、ぼろぼろになってしまい、本のところどころにセロテープが貼られています。そして、幼い息子の書き込んだひらがなもあり、手垢も残っています。
 その息子から、お正月に「サンタさんって、今頃、何しているのかな?」と聞かれたことがありました。『サンタクロースと小人たち』の絵本を取り出して、ページをめくり、サンタクロースたちが食事をしている絵を指差して、「ここで、きっと新年のおごちそうを食べて、クリスマスの疲れをとっているところよ。新年のごあいさつもしていると思うわよ」とお話をしました。「じゃあ、サンタさんも「鬼は外」ってやるの?」と次々に、疑問が続きました。当時、『あのね、サンタの国ではね…』に出会っていたら、きっとくり返しくり返し読んでいただろうなあ…と思います。

あのね、サンタの国ではね・・・ Book あのね、サンタの国ではね・・・

著者:嘉納 純子,松本 智年,一色 恭子
販売元:偕成社
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 1月のサンタクロースは、新年のご挨拶を交わし、どうやら新年会らしいパーティを開いています。2月は、そして、3月は…という具合に続きます。トナカイの学校の入学式あり、サンタクロースの体力測定あり、日焼けしたサンタクロース…サンタクロースたちの一年間が描かれ、語られている絵本です。

 私は、サンタクロースの存在を信じることができる子ども時代のわずかな時間を大切にしてあげたいと思いながら、二人の子ども達を育てて来ました。14歳になった息子は、今、ゲームに夢中です。サンタクロースの乗るトナカイの鈴の音は、もう聞こえていないでしょう。でも、きっと心の奥底にサンタクロースの絵本の読み聞かせをした母親の私の声が残っていると信じます。
 息子が出会えなかった素敵な絵本だけに、ぜひ一人でも多くのサンタクロースを信じている子ども達に出会って欲しいと思います。北の果てに住んでいるサンタクロースがほんわかとあたたかく描かれていて、サンタクロースが身近に感じられます。一年間を通して、読む絵本の一冊としてもよいのではないでしょうか。

(以上、ほのぼの文庫管理人まざあぐうすが2005/01/07、bk1に投稿した書評です。)

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