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2009年1月28日 (水)

「こころはきもちでいっぱい」〜心にかぜをひきそうな時にいかがですか? 『ぼくのきもち』

 原田大助さんは、26歳。
 石川県立錦城養護学校中等部で、教諭の山元加津子さんに出会い、詩や絵の創作を始めました。この絵本は原田大助さんが15歳の時に描いた詩と絵です。

sadイライラするとな おなかのなかの 深いとこがな 黒くなって かたくなって どんどんと きたなくなる気がする


happy01もうやめや やめとこ みんな笑ってる方がええにきまってるやんか

coldsweats01さびしいときは 心のかぜです。せきしてはなかんで やさしくして ねてたら 一日でなおる

 あとがきに、「僕は、僕の気持ちをいつも山もっちゃんと葉書にします。うれしいときもhappy01、悲しいときもweep、怒っているときもangry、僕のこころはきもちでいっぱいなので、葉書に書くと、山もっちゃんも喜ぶし、僕もうれしいので、よかったことです。」という言葉がありますが、私たちの日常の生活の中でも「こころはきもちでいっぱい」のはずなのに、そのきもちに蓋をするように生きている自分を感じました。多感だった思春期の頃を思い出して、自分の気持ちを日記帳に綴ってみようかな・・・と思いました。

 黄色の表紙を開くと、赤い文字で書かれた詩と黒い線で描かれた絵にほんわかとした気持ちになります。あなたも心にかぜを引きそうな時にいかがですか? 産経児童出版文化賞(第54回)作品です。

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