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2009年2月 2日 (月)

朝の目覚めの時をこんな風に迎えてみたいな  『ぼくとチマチマ』

 昨日猫を拾ったぼく。そのぼくと猫に夜明けがやってきて、そして、朝が訪れる。
たったそれだけのお話です。たったそれだけのお話ですが、絵本の中の時を鳥や小さなたいこやラッパや大きなたいこやアコーディオンが刻みます。夜明けが刻む時間は、ぼんやりぼんやり。とりは、ピーピーピーピー。小さなたいこはトントントン。ドーン ドン ドーン ドン。
 絵本の中の町は、モスクやバザールが描かれていますので、中近東の町でしょうか。人が来て、小鳥が来て、ろばが来て、くるまが来て、ミルクを運んで来る牛、誰も乗っていないバス、汽車がやってきます。朝の町は、どんどんにぎやかになります。
町はどんどん どんどんと時を刻んでいます。
 ぼくは、昨日拾った猫にチマチマと名づけました。絵本の中の時間がユニークに刻まれてゆきます。猫はチマチマと時間を刻んでゆくのでしょうか。朝の目覚めの時をこんな風に迎えてみたいなと思いました。荒井良二さんの描く不思議な時間と空間で朝を迎えてみませんか。

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