« モンゴメリの幻の名作の文庫化 愛を描いた心温まるハッピー・エンディングストーリー | トップページ | <生まれたての絵本棚>に初参加 »

2009年4月 9日 (木)

切り絵の恐竜王国の世界でお母さんを探す冒険を楽しんでみませんか。

チョキチョキおじさんきょうりゅう王国 (えほんのぼうけん1) (えほんのぼうけん) Book チョキチョキおじさんきょうりゅう王国 (えほんのぼうけん1) (えほんのぼうけん)

著者:まつおか たつひで
販売元:岩崎書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 「これを切ったら恐竜劇場のはじまりだ」
 チョキチョキおじさんのアトリエから絵本の物語が始まる。
 主人公は、マイアサウラの男の子。おじさんが作る切り絵でできた恐竜王国の中に入れられて、お母さん恐竜を探す冒険物語。
 切り絵の石頭恐竜の親子、アラモサウルスの群れ、肉食恐竜のティラノサウルス、森の木々、昆虫や鳥たち、山や川や湖の自然、稲妻や雨や雨雲、そして、洪水の自然現象…それらの全てが切り絵で巧みに描かれている。

 北海道から沖縄までの日本各地を始め、中南米、アラスカ、オセアニア、東南アジアなど広範にわたる自然観察の旅をしながら、多数の自然科学の絵本を描き、『すばらしい世界の自然シリーズ』(大日本図書)で厚生省児童福祉文化賞、『熱帯探検図鑑』(偕成社)で、絵本にっぽん賞、『ジャングル』では日本科学読物賞と厚生児童福祉文化賞、『震度7』で産経児童出版文化賞を受賞している松岡達英氏の初の切り絵絵本。

 幼い子供たちにとってお母さんは自分と一体感を持った存在である。お母さんの姿が見えないときの心細さと同時にお母さんは必ず自分の元に戻ってきてくれるという信頼感、お母さんを探す冒険の心弾みが切り絵の世界で鮮やかに描き出されている。
 ページをめくるたびに、チョキチョキおじさんが創り出す切り絵の世界の恐竜王国が展開していくので、わくわくドキドキ。絵本を見つめる子供たちの大きく開かれた興味津々の眼が目に浮かぶようだ。
 個人的には思春期を迎えた息子が幼かった日に戻って読んであげたい絵本。『こすずめのぼうけん』のように冒険物語の絵本を好んでいた幼い息子が喜ぶこと間違いなし。

 あなたも松岡達英氏が切り絵で創る恐竜王国の中で、お子さんと一緒にマイアサウラの男の子とお母さんを探す冒険物語を楽しんでみませんか。

|

« モンゴメリの幻の名作の文庫化 愛を描いた心温まるハッピー・エンディングストーリー | トップページ | <生まれたての絵本棚>に初参加 »

<絵本>」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1160312/29034569

この記事へのトラックバック一覧です: 切り絵の恐竜王国の世界でお母さんを探す冒険を楽しんでみませんか。:

« モンゴメリの幻の名作の文庫化 愛を描いた心温まるハッピー・エンディングストーリー | トップページ | <生まれたての絵本棚>に初参加 »