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2010年4月17日 (土)

第一回はせみつこの詩のカルチャー @両国シアターXカイ

 今日は、うりぽ・ハセ・カンパニー&舞藝舎主催の第一回はせみつこ詩のカルチャーに参加しました。はせの会主催のはせサロン@自由学園明日館から一年ぶりに女優のはせみつこさんを囲む詩のサロンです。

 プログラム

 第一部 

  •  こどもの詩 「おひさまのかけら」より 
  •  近代詩 初恋(藤村)、サーカス(中也)、猫(朔太郎)
  •  現代詩 ごびらっぷの独白(心平)、男の敵(谷川俊太郎)

 ティータイム

 第二部

  •  自己紹介&おしゃべり
  •  ワークショップ
  •  道(谷川俊太郎)

Photo_2  はせさんが演じる(朗読ではありません!)詩は、はせさんが暗記した言葉というより、はせさんの血肉となった言霊として、心に深く響きます。私は、はせさんの演じる中也のサーカスや心平のごびらっぷの独白が好きです。「おひさまのかけら」から選ばれた子ども達の言葉は、とりたてのお野菜やくだもののような新鮮さで心に届きました。まさに詩の原点だと思います。第二部の自己紹介では、それぞれのはせみつこさんとの関わりが手短に語られ、はせさんのフィールドワークの広さを感じさせられました。

 終わりの方で、「おひさまのかけら」で紹介された子ども達の言葉は「詩」ではないですよね?という質問があり、時間切れで、次回のテーマとして持ち越されました。次回は5月15日(土)です。

Music おひさまのかけら

アーティスト:波瀬満子
販売元:フォンテック
発売日:2004/06/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 はせさんとの出会いは、障害を抱えた娘が8歳のときでしたから、もう、17年以上のお付き合いになります。出会った当時、知的な障害を抱えた娘達のために、ことばのワークショップを開催してくださっていました。重い障害の子ども達や大人の方々と触れ合うはせさんの姿に、言葉は文字言語や音声言語だけでなく、目に見えない言葉というものが存在することを知らされました。

 知恵薄き子と女優はせみつこ繋ぐ言葉をわれは詩と呼ぶ

 という短歌をかつて創ったことがあり、自己紹介の時に紹介させていただきました。

 2年前に体調を崩されていましたが、今年はすっかりお元気になられて、言葉のパフォーマンスもさらに輝いていました。ますますのご活躍が楽しみです。

・はせみつこ(波瀬満子)
パフォーマンス・アーティスト
東京女子大卒。劇団四季・仮面座を経て、1977年、詩人谷川俊太郎らと「ことばあそびの会」を設立。以来一貫して“ことば・パフォーマンス”の道を歩き詩やことばあそびをステージ構成し、表現するジャンルを確立。 NHK教育テレビ「あいうえお」に6年間レギュラー出演、50音を体で表現する「あいうえお体操」や詩を子供から大人までに浸透させた。
近年、海外でも「YOU&I&AIUEO」を巡演、「あいうえお」を世界に広めている。

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コメント

素敵なワークショップにご参加されましたね。
はせみつこさんのパフォーマンスは残念ながら見たことがありませんが、血肉となって演者から発せられる言葉は重力があって心に残るのでしょうね。
いつも非常に感銘を受けるイベントやご本をご紹介くださってありがとうございます。
私もはせさんの朗読を聴いてみます。(CDがあるそうなので)

投稿: emi | 2010年4月23日 (金) 06時02分

emiさん

 コメントをいただきありがとうございます。

 はせさんは、わが家の子どもたちがまだ幼かった頃、NHKの教育番組あいうえおに「オコソトノ女王」として出演され、舞台では「アラマ先生」を演じていらっしゃいました。
 日本語の一つ一つの音を大切に演じていらして、子ども達からお年寄りまで広く、ことばの面白さや魅力を伝えていらっしゃいます。

 ぜひ、お子様とご一緒にDVD(あいうえお体操などもあります)を楽しんでください。

 

投稿: まざあぐうす | 2010年4月23日 (金) 10時03分

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