原爆を記憶にとどめるために 8月9日長崎原爆の日
毎年、広島と長崎の原爆の日、終戦記念日には、黙祷を捧げています。そして、大江健三郎氏の選による原爆をテーマにした13編の作品集である『何とも知れない未来に』という文庫本を読みます。
今年は、夫の仕事の関係で長崎市松山町の平和公園、そして、原爆落下中心地を訪れて、黙祷を捧げました。実際にその地を訪れ、二度と起きてはならない惨事として、心に刻みました。
65年目の原爆の日、65年経た今も被爆者の方々、そして、家族を失った方々の悲しみは終わらない。 核兵器が廃絶しない限り、原民喜が『心願の国』の中で語った通り、「未来は滅亡か救済か、何とも知れない」のではないでしょうか。
原爆を記憶にとどめ、平和への祈りを捧げ続けたいと思います。
・原爆を記憶にとどめるために 2009年8月6日
・原爆を記憶にとどめるために 思い出の絵本No.10『八月がくるたびに』 2009年8月9日
・思い出の絵本 No.11 『八月がくるたびに』 2009年9月19日
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