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2011年5月

2011年5月21日 (土)

宇梶静江 古布絵展 @小淵沢 フィリア美術館

  毎日があわただしく過ぎる中、気分転換に小淵沢まで出かけて来ました。

  フィリア美術館 で開催中の宇梶静江 古布絵展 を見るためです。

 大学時代の友人と新宿で待ち合わせ、新幹線に乗って行きました。途中、甲府で乗り換えるのを忘れてしまう位、話に夢中になって、小淵沢に着いた時も、うっかり・・・という位、一日中おしゃべりを楽しみました。

 アイヌの伝統の刺繍と日本の伝統の和服地を組み合わせた手法で描かれた古布絵から、力強いオーラと込められている深い思いが感じられました。とにかく力強いというのが第一印象です。

 絵本の原画となっている作品の展示でしたが、どの絵本もアイヌの伝承物語の再話です。作者は、アイヌの解放運動家であり、アイヌ文化の伝承者です。

 60歳を過ぎて本格的に始めたアイヌ刺繍・・・・ そのひと針、ひと針に込められた作者のアイヌへの思いの深さを感じ、ひとつひとつの作品の前で立ち止まり、その世界に引き込まれていきました。

 しまふくろうが、生きているようです。今にも絵の中から飛び出しそうな勢いで、じっとこちらを見据えていました。

  せみの羽が何とも繊細で美しく描かれて(刺繍されて)います。

  古布絵の美しさと力強さに圧倒され、心が洗われるようでした。会場には、ケーテ・コルヴィッツの作品もあり、見ごたえのある美術館です。

 ランチとお茶は、リゾナーレ  のレストランとカフェ。食事は、樹木の下で心地よい風に吹かれながらいただきました。ここはお薦めです。 一日、小渕沢で過ごし、大人の遠足気分。体調不良の転地治癒となりました。

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