思い出の絵本 No. 7 源平絵巻物語全10巻
赤羽末吉さんの絵本のすばらしさを教えてくれたのは、二人の子ども達でした。たまたま保育園の図書コーナーから娘が借りてきた『ほうまんの池のカッパ』(銀河社)という絵本を当時5歳の娘と生後6ヶ月の息子に読み聞かせると、滅多に笑わない赤ん坊だった息子が声を立てて笑い、知的な障害を抱えている娘も一緒に笑いながら最後まで聞いてくれました。以来、何度繰り返して読んだことでしょう。
源平絵巻物語全10巻(偕成社)も幼い息子が見つけてくれた絵本です。「ママ、ほうまんの池のカッパの人の絵だよ。読んで」と言います。今西祐行さんの語りと日本画家である赤羽末吉さんの絵が見事に調和した現代のすばらしい絵巻物語です。
赤羽末吉さんの美しい絵と今西祐行さんの誠実な語りを通して、お子さんと一緒に義経の生涯を辿ってみませんか。
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