111 ほのぼの日記(読書日記)

2014年8月28日 (木)

大人の絵本を愉しむ会 (2014年6月21日)

 不定期な集まりですが、楽しみにしているのが「大人の絵本を愉しむ会」。
 
 先月はビストロ・シェ・ラパンでお食事をした後、絵本について語り合いました。いつもは公共施設のお部屋を借りていますが、その日はレストランでしたので、お互いの読み聞かせはありませんでしたが、それぞれに読んだ絵本が内容的にシンクロしていたりして、ほんとに面白いです。
 メンバーのKさんが読んでいた『旅をする木』(星野道夫)は絵本ではありませんが、数年前にはまって読んだ本でした。その中でロバート・マックロスキーの『サリーのこけももつみ』という絵本が紹介してあって、大好きな絵本ですので二冊とも再読中。子どもの絵本は大人になっても十分に楽しい。大人だからこそもっと愉しいのかもしれません。

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2011年7月30日 (土)

ホームページ「夏泉湧語」

暑中お見舞い申し上げます

 暑い日が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?

 皆様へのご無沙汰をお詫び申し上げます。
 
 私事ですが、7月初めにホームページを開設しました。
 「夏泉湧語」(kasenyu-go) http://kasenyu-go.com です。

 和みのヨーガの公式ホームページを作成された「株式会社SOLEiNE」の安藤 建一郎 さんにお願いしました。

 大好きなバラの花と猫をモチーフに作っていただき、すてきに仕上がっています。エッセイが準備中ですが、四季ごとに更新を予定しています。ホームページ内に「ほのぼの文庫」もリンクしていますので、どうぞよろしくお願い致します。
  
 集中豪雨による被害が報じられています。現地の皆様のご無事と被災地の復旧をお祈りしています。

 私事ですが、引っ越しで傷めた肩のリハビリ中です。ブログの更新などぼちぼちになりそうですが、これからもよろしくお願い致します。

 皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。      夏野いづみ

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2011年7月27日 (水)

久しぶりの読書と映画鑑賞

 諸事情で転居しました。

 娘、息子、自分の引っ越しを終え、ようやく荷物整理が終わり、ネットの環境も整いました。久しぶりの読書は、新藤悦子著『ロップのふしぎな髪かざり』、そして、映画鑑賞は『西の魔女が死んだ』。

 どちらも魂というものを感じる物語。引っ越しで疲れた心と体が洗われるようでした。

 新藤悦子さんの新作、お薦めします。

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2011年1月 1日 (土)

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
 
 旧年中は、月に一度位しかブログを更新できませんでしたが、訪れてくださいましてありがとうございました。昨年は、ヨガ にはじまり、ヨガ のお陰で健康を取り戻した一年間でした。 後半は、手記をまとめることに専念していました。今春出版を予定しています。

  皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
 今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

                          2011年元旦

                                          いづみ

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2010年10月29日 (金)

冬のような寒さ

 ひどく暑かった夏が過ぎて、いきなり冬が訪れたような寒さですね。ここ数年、春や秋の穏やかな気候が短いような気がしています。

 この夏は、桜美林大学アカデミーの児童文学創作入門講座で、日野多香子先生のご指導の下に書き上げた手記の推敲に集中していました。250枚の原稿を通して読み、推敲するという作業は、思っていた以上に根気が必要でした。ようやくその作業も終わり、ひと段落ついた所です。

 11月2日から、同講座の後期が始まりますので、また、児童文学の学びに集中したいと思っています。しばらくブログを更新できませんでしたので、ご心配をおかけしましたが、元気に過ごしていますので、ご安心くださいませ。

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2010年7月 2日 (金)

オンライン書店ビ-ケーワン 書評の鉄人~列伝~

 オンライン書店ビーケーワン書評ポータル書評の鉄人~列伝~ 第232回にて、第一回に引き続き二度目のご紹介に預かりました。紹介欄では、これまで投稿した書評の中から、特に心に残っている書評を選んでいただき、大変光栄に思いました。ご覧になっていただけるとうれしいです。

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7月になりました。実は
7月はビーケーワンの誕生月。今年で10周年を迎えました。日本のオンライン書店の中で最古参である弊社は、当初より読者の方の書評を大事にする方針を掲げておりましたが、この「書評ポータル」というコーナーも8年続いています。最初は「店主」である石井昭が扉の文章を書いておりましたが、いつのまにか実務担当者である私が書くようになりました(笑)。いろいろ試行錯誤をしながら運営してまいりましたが、今でも皆様からいただくご感想の幅の広さ、質の高さに新鮮な驚きを覚えています。
当コーナーでは、とりわけ個性的な評者の方々を「書評の鉄人」として認定しております。その一人である当コーナーでは、とりわけ個性的な評者の方々を「書評の鉄人」として認定しております。その一人である“夏の雨”さんは、ご自身のブログにて「書評でふりかえるbk1書店と私」というコラムを書いて下さっています。私も“夏の雨”さんの書評とはずっとおつきあいさせていただいておりますが、どういうスタンスで書評投稿に臨んでおられたかがよくわかり、感動しました。本当にありがとうございます。
2005年からは「書評の鉄人列伝」というコーナーを開始しました。書評に対する考え方ヤプロフィールを紹介させていただきご好評をいただいておりますが、長くご投稿いただいている方には再度ご登場していただけないかと思いつきました。2回目の登場を承諾して下さった“まざあぐうす”さんは「一冊の本の存在価値を自分の言葉で語ることが出来るようになるまで繰り返し読む」とコメントされています。まさに“読書人”ならではのお言葉ではないでしょうか。
ビーケーワンはこれからも、皆様からの書評とともに歩んでいくつもりでございます。次の10年間も、どうぞよろしくお願い致します。

→当店“夏の風物詩”ビーケーワン怪談大賞が今年も始まりました。皆様、どうぞふるってご参加下さい。 <2010.7.2 オンライン書店ビーケーワン販売部 辻和人>

  

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2010年5月13日 (木)

絵本の読み聞かせのための基礎講座(主催 目黒区八雲図書館)

 今日は、目黒パーシモンホールで開催された絵本の読み聞かせのための基礎講座を聴講しました。講師は、JPIC読書アドバイザー 児玉ひろ美氏。

 読み聞かせとは、特別なものではなく、大人が子供にしてあげなくてはならないことの一つであり、子どもと一緒に楽しめる素朴な行為である。

 子どもに美しいことば、良いことばをかけてあげたいという大人の思い→絵本を読んであげるという行為につながる。

 絵本は子どもが人生でであう初めての書物。

 良い絵本は子ども達の心の良い栄養となる。

 読んでくれた人の価値観が絵本の読み聞かせを通して、子ども達に伝わり、物事の判断の基準にもなりうる。 ・・・の他、年齢に合わせた絵本の選び方や読み聞かせの絵本の選び方などこれまで自分の子ども達への読み聞かせや絵本・児童文学研究センターで学んだことを振り返ることができました。

 絵本の紹介の中で心に残ったものは・・・

トライフル・トライアングル Book トライフル・トライアングル

著者:岡田 依世子
販売元:新日本出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 昨今、ニュースにもなっている子どもの性同一性障害をテーマとした絵本。

ぼく おかあさんのこと… Book ぼく おかあさんのこと…

著者:酒井 駒子
販売元:文溪堂
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 子どものネグレクトをテーマとした絵本。

 いずれも読み聞かせで読むかどうかの判断を要する絵本ですが、一読に値する絵本だと思いました。

 5月27日(木)、6月3日(木)とワークショップが続きます。

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2010年4月11日 (日)

戦火を逃れたお雛様

 4月10日(土)、児童文学作家の日野多香子先生と絵本『はこちゃんのおひなさま』の作家である丸田かね子さんと3人で、須坂市にある小池千枝コレクション 世界の民族人形博物館を訪れました。

 丸田さんが同館に寄贈されたお雛様の写真です。 Photo_4

はこちゃん(丸田かね子さん)の疎開先のおじさんの家に届けられたことで東京大空襲の戦火を逃れたお雛様です。昭和20年代のお雛様ですが、きれいなまま保存されていました。

  戦争から60年あまり経た今、丸田さんの絵本の中で甦り、こうして世界の民族人形博物館のショーケースの中で毎年、この時期に展示されることになったお雛飾り。

 ショーケースに入ったお雛様を見ながら、幼かりし日の丸田さんにお雛様を託された不思議な計らいを感じ、絵本もお雛様も後世に残って欲しいと思いました。

 きっとお雛様も喜んでいることと思います。同館では、折しも三十段雛飾り 千体の雛祭りの会期中にて、高さ6m、30段の雛壇とつり雛100本の約1千体のひな人形が展示されていました。

30 写真は三十段雛飾り、見事な美しさでした。でも、どうやって飾ったのかしら?と整然と並べられたお雛様を上の階の喫茶室から眺めました。

 館内には、古くは享保雛から、昭和初期のお雛様、そして、現代のお雛様まで、1000体近くのお雛様が展示されていました。たくさんのお雛様に囲まれて、女の子に戻ったような気分を味わいました。

 善光寺にお参りして、近くにある長野県信濃美術館 東山魁夷館に立ち寄りました。

 長野では桜が咲き始め、あたたかい一日、お雛様や東山魁夷の絵画の美しさと咲き始めた桜や満開の杏の花を眺めて、心が満たされた一日でした。

 絵本『はこちゃんのおひなさま』のアルバムはこちらです。

追記:『はこちゃんのおひなさま』が全国学校図書館協議会の選定図書に加えられました。 

続きを読む "戦火を逃れたお雛様"

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2010年2月 4日 (木)

2009年後期児童文学入門講座終了

 11月7日から2月2日まで開講された桜美林大学アカデミーの児童文学入門講座を10回皆勤にて終えることができました。

 講師は児童文学作家の日野多香子先生

【プロフィール】
東京学芸大学中等教育学科国語科卒。『風の花ぞの』(第10回講談社児童文学新人賞)、『闇と光の中』(第10回児童文学者協会新人賞)、『ふるさとの山河を歌の心に』(第36回サンケイ児童出版文化賞推薦賞)、『今日からはあなたの盲導犬』(2008年読書感想文コンクール課題図書)など著書30冊余。創作活動とともに、児童雑誌の編集や出版企画および創作教室、通信講座に携わり、麻生かづこ、計良ふき子、深山さくらほか多くの児童文学作家を輩出する。

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 児童文学について知ることから始め、その上で創作へと向かいました。創作歴10年以上の方と私のように全く初めての者と参加者11名それぞれでしたが、期間中にひとり1作品を書き上げることが目標。日野先生の懇切丁寧でユーモアたっぷりのご指導を得ることができ、受講仲間で読みあい感想を述べあい、とても充実した講座でした。

 今期は、「せん太くんのお正月休み」というタイトルの作品にチャレンジしましたが、完成には至りませんでした。もう少し、工夫と推敲を重ねて作品に仕上げることができれば・・・と思っているところです。

 前期の講座の参加者で10年間ほど創作を続けていらした方が地域の文学賞に応募されて見事 佳作入選を果たされました。また、前期から続けての参加者で10数年創作を続けていらした方の作品が銀の鈴社から絵本として出版されることになりました。お二人とも日野先生に師事されています。ご本人の意志と努力と先生のご指導の賜物だと思いました。

 来期は5月開講です。それまで、児童文学作品の読書と習作を試みて過ごしたいと思っています。最近は安房直子さんの作品にはまっています。

魔女の宅急便5冊セット Book 魔女の宅急便5冊セット

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魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ) Book 魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ)

著者:角野 栄子
販売元:福音館書店
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安房直子コレクション 全7巻セット Book 安房直子コレクション 全7巻セット

著者:安房 直子
販売元:偕成社
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【今期の講座で鑑賞した作品】

・現代の代表的な作品
安房直子「白いおうむの森」、灰谷健二郎「太陽の子」、角野栄子「魔女の宅急便」。
・海外の名作児童文学
ベルヌ「十五少年漂流記」、サンテグジュベリ「星の王子さま」、コロディ「ピノキオ」。
・海外の児童文学
エンデ「モモ」、カニグズバーグ「クローディアの秘密」、ピアス「トムは真夜中の庭で」。

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2010年1月 1日 (金)

今年の抱負

 あけましておめでとうございます。

 今年の抱負は…

・自分の心の底からやりたいことをする。
・自分に与えられているものを全て必要なものとして受け止める。
・自分の幸せを実感する。

 です。

 そして、てんかんという病気を患い、知的な障害を抱えている娘と生きてきた日々を児童文学作品の中で表現してみたい!と思っています。

 ブックレビューは少なくなるかもしれませんが、今年も1年間、どうぞよろしくお願い致します。

 皆様にとって良いお年でありますよう、お祈り申し上げます。

                         2010年元旦

追伸 年初に<十二支の絵本>のレビューを再更新させていただきました。こちらです。

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