100人のマザーグース展@ピンポイントギャラリー(表参道)
今日は、表参道のピンポイントギャラリーで開催中の「100人のマザーグース展」の初日。早速立ち寄りました。
マザーグースは、皆さんもご存知の通り、ナーサリー・ライムズ(Nursery Rhymes)とも呼ばれていますが、イギリスやアメリカの子供たちの間で古くから伝承されてきた童謡や詩のこと、子守唄、物語、数え唄、なぞなぞ、早口言葉など、さまざまな唄を含み、その数は1000とも2000とも言われています。
私は、北原白秋訳『まざあ・ぐうす』を通して、その言葉に魅せられました。HNの「まざあぐうす」はその名にちなんでいます。
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まざあ・ぐうす (お風呂で読む文庫 65) 著者:北原 白秋 |
100人のアーティストによる100枚の原画、OLD MOTHER GOOSE. をはじめ、WHO KILLED COCK ROBIN? HEY, DIDDLE,DIDDLE. THERE WAS AN OLD WOMAN WHO LIVED IN A SHOE.など人気の詩や唄が重なって描かれていましたが、100枚の個性豊かな絵をたっぷり楽しんで来ました。地下にある狭いギャラリーですが、壁を最大限に利用して絵がびっしりと展示されていました。
それぞれの絵には、原詩か日本語訳が添えられていましたが、日本語訳では谷川俊太郎訳が一番多かったように思います。詩、そのものを描いた絵の中に、詩を発展させた作者の世界が描かれている作品もあり、興味深く鑑賞しました。
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マザー・グース・ベスト3冊セット CD付 著者:谷川 俊太郎 |
ちなみに私が好きだったのは、東逸子さん、宇野亜喜良さん、太田大八さん、北見葉胡さん、ささめやゆきさんの絵でした。大好きな絵本作家こみねゆらさんの絵に出会えたことは思いがけずうれしいことでした。マザーグースがお好きな方には特にお薦めの展示会。
会期は、 2009年3月2日(月)~3月14日(土) (11:00~19:00 土曜日は17:00まで&8日(日)は休み)です。
また、出品されている作家さんは下記の通りです。
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