雄花と雌花がある。小菊の集まったようなのが雄花、黄緑の蕾の集まったようなのが雌花と高堂が説明する。

学名:Petasites japonicus
花期:春

 いち早く春を告げるものとして,てんぷらネタにしたり,味噌汁に入れたりと食卓を飾ることも多いですね。写真ではもう分かりますが,実はこれ,蕗の花なのですね。この後,もっと伸びてしまうと,まさに「薹が立つ」ということになる訳です。北海道へ旅行したときに,支笏湖畔で見た蕗の薹は背丈ほどもある大きなものでした。本州にある蕗と違うのでしょうね。北海道の民話に出てくるコロボックルという妖精は蕗の葉の下に住むと言いますし,雨が降ったときには蕗の葉を取って傘の代わりにするとも言いますから。(Botanical Gardenより)